しょころぐ(跡地)

ゆるミニマリストになりたい

日本の音大を出てから音楽留学するメリット

☆日本の大学を出ていれば、大卒扱い

当たり前のことですが、日本の大学を出ていれば大卒扱いです。ところが海外の音楽院には日本でやる教養科目がないところもあります。

私の通った音楽学校には、ディプロマ、という資格みたいなのがあって、毎年度末にあるその取得試験に合格することで貰えるシステムでした。その内、最高の資格である、国家演奏家資格を取得すれば、音楽家として世界でも通用されます。国内でも名門音大の大学院卒くらいにはみなされているようで、日本のクラシック界の第一線として活躍し、有名な音大の常勤または非常勤の講師をされている方も多くいます。

しかし、もし音楽で留学したけれど、音楽以外の仕事を考えた場合は、最高の資格でさえ、大卒と同等のとみなされるかどうかはわからないです。音楽大学なら、専攻は音楽であっても大卒です。ヨーロッパで学士が取れる音楽大学に入学しようとすると、語学検定の決められた級に合格していることが条件だったりすることも多いです。

☆日本の音大では大学で教員免許が取れる

また日本の音大では学校の教員免許を取得できますが、海外に行ってしまうと大学で取ることはできません。音楽教員の採用は少ないとはいえ、非常勤講師の採用はそこそこあるようです。音楽教員になれなくても、養護学校で正規で働いている卒業生も私の周りには割といます。教員免許を持っているに越したことはないと思います。

☆海外音大は卒業が日本に比べて難しい

音大に限らず、海外の大学は卒業が厳しいです。日本の大学では、講義をいくつか落としても、卒業時に単位が足りていれば卒業できますね。ですが、海外だと講義を落としたら留年です。昔の話かもしれませんが、名門音大だと、理由は何であれ、講義を数回欠席しただけで除籍のところもあるそう。

試験の課題曲も日本の比ではありません。日本は半期にせいぜい1~2曲というところも多いでしょうが、私が通った学校は10ヶ月ほどの1期に、ディプロマの級にもよりますが5~6曲、時間にすると30分~1時間半ほど。

慣れない海外での一人暮らし、それを達成するだけでも結構大変だと思います。体力や健康面に不安のある方はリスクがありそうです。

☆日本の大学のほうが青春は楽しめる!と思う...

もちろん学校にもよりますが、私の行っていた音楽院は教養科目など集団の授業がほとんどないので、日本の大学に比べて正直人脈があまり広がらなかったです。

またディプロマ取得試験が課題や合格率を考えると、日本よりもずっと大変なので、試験3ヶ月前は遊びどころではありませんでした。自分から積極的に声をかけて友達を作っていかないと友達も全くできない環境でした。もっとも遊びに行くために留学するわけではないのですが、海外生活で頼れる友人がいることはとても心強いと思います。

日本で音楽関係の仕事をするには人脈に助けられることはとても多い。